こんにちは。竹内です。
さて、ミキモトさんの刻印について「何種類あって、どれが本物か」を多くの方が検索しておられますので、ここで答えを出しておきます。
答:刻印はどうでもいい。問題はそこじゃない!
解説してまいります。
偽物の刻印があるんじゃないか?という心配は、まあ不要です。偽物の刻印を打つのは犯罪行為ですから、犯罪を犯してでも得られる利益が大きくなければわざわざやりません。世の中に存在する商品とう大枠の中で、真珠製品の流通量はたかがしれていますし、さらにミキモトさんの製品となると、データ屋さん的には誤差くらいの数字になります。そのようなマイナー商材に対して、危険なことをしたところで、得られるリターンは限られるわけですから、今の時代にそのようなことはないと思っていただいて良いでしょう。
皆様に気にかけていただきたいのは刻印の真偽ではなく、以下の3点です。
・刻印が打たれた製品の真珠自体は本物なのか?すり替えられていないのか?
・本物だとしても賞味期限切れの古いものが自分の使用目的に合っているのか?
・前オーナーさんの扱いが雑で傷んでいないか?
ということです。
私が知る限り、真珠がすり替えられていると疑わざるを得ない製品はあります。また、明らかに本物と思われ、全然新しい製品は中古とはいえ一般の専門店の新品よりも高額であることがほとんどです。
詳しくは以前の記事をご参照ください。
注)この記事のサムネイル画像のピンブローチは私の私物で、ミキモトさんとは何の関係もありません。
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