真珠鑑別鑑定書について

ここで説明していること

・花珠か、花珠でないかを分ける(鑑定の合否を分ける)要はパールマークです。
・まき厚の測定値は、薄まきでないことの確認用です。

ご興味をお持ちいただけましたら、以下へ読み進めてください。



一般に「花珠鑑別書」と呼ばれることが多いですが、正式には「真珠鑑別鑑定書」という名称です。
真珠科学研究所発行の真珠鑑別鑑定書にはいくつかのバリエーションがありますが、現在は「オーロラ花珠」は「Sタイプ」、「オーロラ天女」は「Pタイプ」と決められています。

2008年以前には、「オーロラ花珠」という呼称は使われておらず、「花珠の範疇にある」として「Kタイプ」「Fタイプ」の2種が発行されていました。 当時の「花珠範疇」と、2009年以降の「オーロラ花珠」の合格基準は同じですので、どちらが上といった位置づけではありません。

真珠鑑別鑑定書は真珠販売店からの依頼により検査、発行されるものであり、一般消費者からの依頼はお断りしているそうですので、真珠科学研究所への直接のお問い合わせなどはご遠慮くださいますようお願い申し上げます。
真珠鑑別鑑定書に関するご質問は当店へメールまたはフリーダイヤル(0120-870-826)にてお気軽にどうぞ♪


● Pタイプ鑑定書(オーロラ天女専用)


● Sタイプ鑑定書(オーロラ 花珠、彩凛珠、アコヤクイーン、金色、真多麻)


1.鑑定書発行時の商品画像が掲載されます。

クラスプ、耳飾りの金具を取付済みの写真をご希望でしたら、鑑定書の再発行が可能です。ご希望のお客様には、オプション対応にて1週間〜10日ほどのお時間をいただいてしまいますが、再発行した鑑定書を納品させていただきます。

2.鑑定書番号

「Pタイプ」には「P」、「Sタイプ」には「S」からはじまる番号が付与されます。
同じ番号の鑑定書が複数枚発行されることはありませんので、実物販売方式の当店ではこの鑑定書番号をそのまま商品番号として使用しています。

3.品名、サイズ

製品の種類とそのパールサイズが記載されます。
品名については、ネックレスは「ネックレスN」と記載され、耳飾りではイヤリングの場合「イヤリングE」、ピアスの場合「ピアスP」、金具がついていないペアの真珠の場合「散珠(ペア)」と記載されます。

※「散珠」=「バラダマ」

4.検査方法が記されています。

Sタイプの場合
顕微鏡検査:50〜1000倍率で真珠表層部を拡大し、精密検査をします。
光透過法検査:10,000ルクス以上の強い光を真珠層に透過させ、内部構造を分析検査します。
蛍光分光特性検査:紫外線照射で現れる固有の蛍光を目視観察、または分光測定します。
分光特性検査:様々な波長の光を真珠表層部に照射し、色素などの成分分析をします。
軟X線検査:真珠層の厚さ、内部構造をレントゲン装置で透視検査します。
その他の検査:「テリ測定検査」とは、備考欄のオーロラ画像の装置にて、テリの傾向や強さを検査するものです。

※ Pタイプでは「蛍光分光特性検査」と「分光特性検査」を「各種分光特性検査」として、一つの項目にまとめています。

5.特別呼称

Pタイプにはオーロラ天女、Sタイプにはオーロラ花珠の特別呼称が与えられます。

6.パールマーク 【超重要】花珠か、花珠でないかを分ける最も重要なポイントです!

パールマークは、旧国立真珠検査所の検査方式に準じた方式を採用しており、経年変化防止の立場から商品として欠陥がないことを証明しています。
・真珠層のまきが薄くないこと。
・破損、われ、層の脆弱化がないこと。
・異質な層が露出していないこと。
以上の項目につき、品質規格基準を検査の結果満たしていることを証明するマークです。

<補足>
パールマークがつくか、つかないかは、大きな差ですが、つけば完全無欠ということでもありません。「商品としての欠陥」の見極めが行われるわけですが、言い換えますと、このくらいであればセーフと判断されるウイークポイントもあります。品質はあくまでも値段なりです。

7.品質分析

PタイプとSタイプで表示順位が違っていますが、分析内容は同じです。
テリを重視したPタイプでは、一番上でテリに関する分析結果を表示し、テリに特化した検査に合格した証としてGマークが添付され、干渉色も3タイプで分類するなど、Sタイプとの差別化が行われています。

8.品質マーク

真珠科学研究所独自の評価マークで、Pタイプ、Sタイプでは「最高品質マーク」が与えられています。
最高品質マークは、色、てり、きず、面、かたち、まきの全品質要素を分析し、そのすべてが最高の評価段階に入ることを証明しています。

また、花珠真珠の範疇となる基準はこのように定められています。

ボディーカラー(値):54.7%以下(ホワイト系)
てり(値):6.0以上(単色系)
きず:頭上部にきずなし
面:平滑
かたち:ラウンド〜セミラウンド
まき:0.4mm以上

【要注意】
まき厚測定値は、薄まき(0.25mm以下)ではないことを確認することが最重要ポイントです。真珠のまきには、まき厚測定値よりもはるかに重要なポイントがあります。

9.備考

ナチュラルカラー分析を依頼した場合は、その証明が本欄に記載されます。


※ オーロラ実写画像について
Pタイプではテリ分析欄に、Sタイプでは備考欄に、テリ測定装置によるオーロラ実写画像が添付されています。
これによりテリの傾向や強さを確認できるほか、真珠一粒ごとに異なるオーロラを持つため、ネックレスの指紋のような役割を果たし、鑑定書と実物が同じものであることの確認ができます。