こんにちは。竹内です。
まずは簡単に2024年を振り返ってみます。
私どもでは「ゆるやかな上昇、または高値どまり」と予想してご案内しておりましたが、ほぼ予想通りの展開だったと思います。中国マーケットは一時のような過熱感が落ち着き、業者さんそれぞれが自社の都合に応じて仕入をする状況となりました。また、全体的な品質の低下があったにもかかわらず、花珠鑑定書の発行部数の落ち込みはさほど見られず、どこかに歪みが出ていたと思っています。
次に2025年の価格予想をしてまいります。あくまでも私どもではこう見ているという内容ですので、参考程度にお考えください。
今年の新珠を使用した製品の流通は6月中旬以降になる見込みですので、それまでは今の相場がそのまま継続されます。多くの方がフォーマルセットの購入を検討される春の時期(まさに今)には、相場は動かないと思っていただいて大丈夫です。
そして、新珠の製品が流通したあとの小売価格については、高どまりと予想しています。
私たち業者が仕入れる際のコストはいくらか下がる見込みですが、すでに持っている在庫品とのバランス調整は一夜にしてできるものではありません。各店舗が若干下げる方向で調整することと思いますが、あくまでも消費者が安くなったことを実感できるレベルには届かないと思っています。(=高どまりの領域を出ない)
次回は、2025年の賢い買い方を解説する予定です。
よろしくお願いいたします。
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