こんにちは。竹内です。
タイトルの件、早速行きましょう!
製品、半製品の業者向け入札会は割と頻繁に開催されています。入札会の現状をお伝えしますと、オーロラ花珠8.0mm-8.5mmネックレスとペアのセットの落札価格がとても高値で安定しています。入札者は材料の高騰を理解していて、品不足の状況も把握しているので、安く買うことに期待しておらず、落札した品を日本国内で売ることも考えていないことが背景にあると思います。
仮に出品者Aさんの品が落札されると、Aさんは代金をすぐに受け取ることができます。業者向けの入札会のため、金具を取り付ける必要もなければ、ケースやクロスなどの付属品も不要です。真珠と鑑定書を用意して出品するだけです。
もしAさんが同じ品を楽天市場に出品するなら、クラスプ、イヤリング金具、ケース、その他付属品や送料および梱包資材費が必要となるうえに、楽天市場の手数料を支払わなければなりません。そういった経費を引いて入札会出品物と同じ状態で考えると、楽天市場で30万円で売れたとしても手元に残るお金は入札会の方が多くなります。そして、楽天市場の売上金の回収には最長1か月半の時間がかかります。
もしあなたがAさんだったら、どちらで売りたいですか?
楽天市場に出品するには、入札会で売る以上のメリットが必要です。つまり、相応の販売価格でないと事業として意味がありません。
というわけで、楽天市場で30万円以下のオーロラ花珠8.0mm-8.5mmを見つけたら、即買いが正解という見方もできますが、どちらかというと「なぜわざわざ時間と手間をかけて、利益を削ってまで30万円以下で売るのか?」を考え、一旦冷静になっていただくことをおすすめします。
<追記>「業者間取引では価格が暴騰している。でも自分は安く売る。」には注意しましょう。真珠製品は自分が汗をかいて夜なべをして作れるものではなく、仕入れて売るだけなので、業者間取引で価格が暴騰しているということはその店舗(人)も暴騰した価格で仕入をしています。安く売れるはずがありません。
—
この記事へのコメントはありません。