こんにちは。竹内です。
1月13日にアップした記事で書きましたように、集客のために意図的に価値を下げた商品を「そうとは知らずに」入手してしまわないよう、今回は問い合わせの重要性を解説いたします。
「ネットでこの商品を検討中です。比較的安いように思うのですが、安さの理由を訊いてもいいですか?」
と投げた問いに対して
「うちは卸だから云々」「中間マージンどうのこうの」と返されたら、あなたはまともに相手にされていないと解釈してください。今どきの真珠専門店であれば、そんなことは常識で、商品を安く売れる理由にはなりません。検索しない人たちには通用するハッタリかもしれませんが、この記事を見つけて読んでくださっているあなたは通用しませんよね。
きちんと対応してお互いにハッピーになれる関係を築きたいと思うなら、店舗はそのような返事はしません。
例えば「メーカーから仕入れた品を自店で組み直し、仕上がり具合(価値)に応じた価格に調整しています」「イヤリング金具がシルバーです」といった、具体的で正当性のある理由を説明してもらえれば、少なくとも店舗側はお客様ときちんと向き合おうとしていると思います。
この場合、問い合わせをしたからこそ店舗の態度を知ることができたわけで、自分一人で悩んで祈るような気持ちでポチっていたら店舗のことはもちろん、安さの理由を知ることもできなかったといえます。
また、「そんな理由は商品ページのどこにも書いてなかった。問い合わせたから今回は購入しない決断ができた。時期をずらして、もう少し予算をあげていく方向で再検討しよう。」なんてこともあるでしょう。
ちょっと話が変わりますが
パールネックレスとイヤリングのセット商品で使用されているイヤリング金具、多いのはK14ホワイトゴールドとシルバーです。この材質の違いによる現在の価格差がどれほどか?ご存知の方は、かなりの情報通、ジュエリー好きだと思います。
例えばAさんが候補を2点まで絞り込みました。一つはB店の15万円、もう一つはC店の17万円です。スマホで検討を進め、ここまで絞り込みました。写真を見ても違いはよくわかりませんが、15万円の品のイヤリング金具はシルバー、17万円の品にはK14ホワイトゴールドが使用されているようです。そこで「自分は金属アレルギーではないのでシルバー金具で問題ない」と15万円の品に決めてしまうのはもったいないです。
もし、C店に「17万円の品を検討中。イヤリング金具をシルバーに変更することは可能か?可能ならいくらになるか?」と問い合わせをしていたなら、「14.8万円です」という回答があったかもしれません。
同様にB店に「15万円の品を検討中。イヤリング金具をホワイトゴールドに変更することは可能か?可能ならいくらになるか?」と問い合わせをしていたなら、「16.8万円です」という回答があったかもしれません。
もしかしたら、そのやりとりの中で、なんだが横柄だったなぁ、自分とは合わない感じだったなぁ等、商品以外の部分で答えが出ることもあるでしょう。
問い合わせをすることで、ご自身が見落としていたことや、言われなければわからなかったことを確認できて、より満足度の高いお買い物ができると思います。
真珠はわからないなぁ、むずかしいなぁと一人でモヤモヤするのはやめて、間違った情報をインプットしてしまわないように早い段階で店舗とコンタクトを取ることをオススメいたします。
問い合わせは電話がベターです。メールの場合、簡単な返信をするだけでも店員さんは30分とか時間がかかるのが常です。(私は1本の返信に2‐3時間かかることもめずらしくありません)タイピングの速い遅いの問題ではなく、お客様あてのメールですからいろいろと気を遣います。4‐5回やり取りをして2時間メールに費やすとするなら、おそらく電話だと20-30分で解決できると思います。お互いに時間を節約できて、疑問等を早く解決できますので、電話ができない環境の方以外は電話をおすすめします。
ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
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