こんにちは。竹内です。
真珠製品を探していると、虹色という表現をしている商品が目にとまることがあると思います。特にバロックに多く見られると思います。虹色と一言でくくっても、クオリティはまちまちなのでそうとは言い切れないところはありますが、まあまあの高確率で真珠屋的には評価は低めです。
その一粒のきれいな面、きれいに見える光と自分との位置関係を探し出して、その真珠が最もきれいに見える瞬間と出会えれば、しばらく悦に入ることができます。
一粒の真珠を転がした時に、転がりながら多種多様な干渉色が見られるのは、実は巻きの不安定さが原因です。見ていてきれいで楽しめるのは事実ですが、巻きが不安定=真珠屋の評価は低いというわけです。
真珠を仕入れて製品化していく過程で、こうした虹色さんが現れた時、弊店では使わずにためています。ためていても一生使うことはないので、アクセサリー作りなど手芸が趣味の方に使っていただけると良いのかなと思います。
虹色パールを楽しむなら、いっそバロックが良いと思います。(個人的見解です)バロックはラウンド系に比べて安価に干渉色が楽しめて、虹色具合もより鮮やかなのでオススメです。ただし、虹色がきれいだからといって、ラウンドよりも高額な価格が提示された場合、個人的にはスキップをオススメします。
今たまっている虹色パール、ご参考まで。
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