こんにちは。竹内です。
昨日予告した「アコヤのベビーパール編み上げネックレス分解」につきまして、早速実行しましたのでお知らせいたします。
パッと見ではわからないですが、実は無茶苦茶サイズ混合のデザインでして、そうそう作ることのできないネックレスなのです。昨日の記事で書きましたように、ひきつりによる「うにうに」が激しく、残念ながら商品にはできないと判断いたしました。

それでは、どれほどのサイズ混合だったのか?紐解いていきましょう!

こんな表情をみせられると「いいのか!?思いとどまるなら今だぞ!」と言われてるような気がしてきます。でももう決めたこと、分解するのです。

パチンといっちゃいます!

はいー、切りましたー。
では分解を進めながら、ひきつりの原因を見ていただければと思います。

大きめの粒の周りをベビーで囲んでいくのですが、接着剤とかを使うわけではありません。テグス糸を使って、編むときの力加減と粒の大きさで調整していきます。そして、ところどころで結び目をつくり、手前でやった作業を確定させていきます。
この結び目から結び目までを一仕事と考えると、一仕事単位で不具合は見えにくく、きちんとできているつもりなのですが、なん仕事も続けていくうちに「あれ?なんかうにってますけど…」となるわけです。
緩く編んでいくと、うにうにしにくくはなりますが、全体的に張りがなくなり、囲みがあまくなるため、そのバランスは経験を積んで体得していくしかありません。

全部バラいて、サイズごとに並べてみました。
いかがでしょうか?こんなにも多種なサイズの真珠が使われているとは普通は気づきませんよね。
一応、使用したサイズと個数を記しておきます。
2.50mm-2.75mm 19個
2.75mm-3.00mm 100個
3.00mm-3.25mm 116個
3.25mm-3.50mm 78個
3.50mm-3.75mm 17個
4.50mm-4.75mm 9個
4.75mm-5.00mm 10個
5.00mm-5.25mm 13個
5.25mm-5.50mm 2個
5.50mm-5.75mm 6個
5.75mm-6.00mm 14個
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