こんにちは。竹内です。
昨日の記事でオーロラ花珠製品は「SS-03xxxx~SS-05xxxx」と出会えればお値打ちに入手できる可能性があると書きました。
その後、実際に楽天市場で確認してみたのですが、目に見える範囲ではもうありませんでした。
おそらく消費者の皆様には全く意識が向いていなかったことと察しますが、実は鑑定書番号は多くを語ります。
過去を振り返って解説するのは、購入を検討中の方の参考にならないので、今、鑑定書番号をどうやって使うのかを解説します。
昨日の記事で書いた通り、SS-06xxxx以降が相場が急騰してから流通したものになります。
言い換えますと、SS-06xxxx以降の番号であれば、高いのが普通です。どのくらい高いかというと、8.0mm-8.5mmでイヤリング用ペアつきであれば、20万円台は考えにくく、20万円台や30万円強の品物があったとしても「安価な花珠」だとお考えいただくのが良いと思います。
安価な花珠とは?:検査を通すことに焦点を合わせた製品のこと。鑑定書は取れるけど、ものとしては「???」であることが多く、経年変化が早くやってくる可能性が高いです。
そして、「安価な花珠」ではない場合に、他に考えられるのは、古い製品の鑑定書を現行型に再発行した結果、SS-06xxxx以降が割り振られたものです。度々お伝えしていることですが、古い商品がこれまでにどういう扱われ方をしてきたかはわかりません。ずーっと、場合によっては10年以上、金庫内で保管されることはなかなかないことで、実店舗の商品の場合はまずあり得ないことですから、一般消費者のもとで同じ時間を過ごした場合に比べて圧倒的に傷みが進行しています。
店舗側は「売りたい」ので、いろんなことを言うと思います。でも、真珠業界は分業制で成り立っていて、売る人(店)は「仕入れて売るだけ」、自分で材料から作ることはないので、高い時期にまともな仕入れをしている限り安く売れすはずがないという根本的なところを意識して、品選びをしていただければと思います。
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