こんにちは。竹内です。
私感ですが、中国マーケットの買い意欲が爆発したのは2021年12月で、明らかに空気感が変わった気がしました。実際はもう少し早くから始まっていたのかもしれませんが、私が体感したのは12月中旬でした。そして、2022年からアコヤ真珠製品の価格の暴騰が始まり現在に至ります。
中でもオーロラ花珠(オーロラ天女を含む)の暴騰ぶりはすさまじく、日本では流通しにくい状況になっています。
さて、少し前に業者間で話題になったことですが、ショッピングモールのなかにある一般宝飾品店には古いオーロラ花珠製品が当時の価格のまま販売されていて、むちゃくちゃお買い得だったそうです。噂では中国人バイヤーがそういう店舗を回って爆買いしていたらしいので(あくまでも噂です)もうないかもしれませんが、もしかしたらまだ残っている旧在庫に出会える方がいらっしゃるかもしれませんので、判別方法をご紹介いたします。
オーロラ花珠の鑑定書には番号が付与されていて、通し番号になっているため、基本的に小さい番号のものほど古いと判断できます。
弊店が取得した時期と鑑定書番号をまとめてみます。
2019年12月(弊店が値上がり予想を出した時)
オーロラ花珠 S-677xxx
オーロラ天女 P-77xxx
2021年9月発行分より鑑定書のフォーマットが変更され、鑑定書番号がアルファベット2文字で始まるものになりました。また、簡単な見分け方として、鑑定書右下に創業者小松氏のサインがあれば旧型、なければ現行型です。
2021年12月(私感で空気が変わったとき)
オーロラ花珠 SS-03xxxx
オーロラ天女 弊店では取得していません
2022年5月(暴騰後の最初の新珠流通時)
オーロラ花珠 SS-06xxxx
オーロラ天女 SP-02xxxx
おすすめと注意点について
例えばオーロラ花珠の「S-677xxx」と出会えたとして、それでも現時点ではすでに鑑定書取得から約4年が経過しています。4年間にその製品がどのように扱われてきたかによって、劣化の進行具合がかなり違ってくるのですが、ショーケースに並べられてライトを浴びていた時間が長いと考えると、賞味期限がずいぶん削られてしまっていることでしょう。
そして、現行型の鑑定書になって、SS-03xxxxよりも小さい番号の商品で注意すべき点があります。鑑定書が切り替わった時に旧型から現行型への切り替え(再発行)対応が行われたことから、SS-00xxxxのように初期の番号の中には旧型からの切り替え品が多く含まれていて、実際はいつの製品か判断しにくいです。
SS-06xxxxになると高騰後の製品になりますので、今回の趣旨からは外れてしまいますね。
以上のことから、狙い目としては「SS-03xxxx~SS-05xxxx」だと考えることができます。
もちろん、その番号に出会えたからといって当時の価格のまま販売されているとは限りませんので、絶対に買いだとは私からは申し上げられません。
それから、量販系の通販の店舗で該当番号の商品がある場合は、返品された品だったり、今まで保管したなんらかのアウトレット的な理由があるはずですので、気になられる方は問い合わせしてみると良いでしょう。
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