こんにちは。竹内です。
真珠価格の高騰がいつまで続くのか?答えをお探しの方が多くいらっしゃるようなので、この記事をあげておきます。
答:まずは2023年9月18‐23日のJewellery&GemWORLD香港2023での売れ行き結果待ち
結果はこちらでご確認ください。
1.真珠価格の高騰は再開濃厚に?
2.補足説明|真珠価格の高騰は再開濃厚に?
6月の同ショーでは、様子見ムードが広がり、7月8月は横ばいとなりました。
9月も様子見ムードであれば、10月11月も横ばいになると思われます。高止まりですね。決して安くなる状況ではなく、急激な右肩上がりから水平飛行に移行したところです。また、中国の日本製品不買運動を懸念した動きが出るのか?も注目ポイントになります。
ただ、これは業者間取引での相場になりますので、消費者の皆様に関係する日本国内の小売価格につきましては違った答えがあります。
目先の国内小売では、引き続き最新の相場に準じた暴騰以降の販売価格の商品と、旧在庫品を価格の見直しをすることなく旧価格のまま販売する商品とが混在して、旧在庫から売れていき、やがてすべてが新在庫へと切り替わっていく端境期と考えています。よって、消費者目線では全体的に価格が切りあがっていくように見えるかもしれませんが、相場の影響ではなく、安い旧在庫品が売り切れていくことで、下限価格が上がっているとご理解いただければよいと思います。
旧在庫購入時の注意点を付け加えておきます。
真珠は経年変化を伴います。バロックや大キズのような「誰の目にも明らかな理由」が見当たらない安価な品は、業者が早い経年変化の可能性を感じたから安価設定されたかもしれないことを意識してください。過加工品では5年で不具合が浮いてくることもめずらしくありませんので、こういった品を3年目の旧在庫として購入してしまうと、安く手に入れていただいたとしても賞味期間2年です。
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